11月6日の状態。 処理12日目。
MOG-A1菌懸濁液浸漬区
糖削除培地、 葉圏の微生物のコロニーは形成しない。
発根を始めている。
MOG-H2懸濁液区では未だ発根していない。
葉圏の微生物のコロニーも形成していない。
MOG-A1菌、MOG-H2菌混合懸濁液区でも未だ発根なし。
葉圏の微生物のコロニーも発生していない。
葉面茎ではMOG-A1菌による他の微生物は不可性化している。
この幼苗をフラスコから出し鉢に植えて、直ぐにSmartMax GreatRay溶液を
散布(鉢内、葉圏)すれば、無病苗を作成できる。
イチゴなどは・・・メリクロン苗から・・この方法で健全な苗を作ることが出来る
果樹などは熱処理した頂芽を用いれば、ウイルスフリーの苗を
作ることが出来る。。
供試材料
春菊 赤玉土に播種。本葉が発生した苗を茎中間で切断
糖削除ハイポネックス培地 オートクレイブ 300ccフラスコ
MOG-A1菌懸濁液。
MOG-H2懸濁液。
試験方法
茎を切断した苗をMOG-A1菌懸濁液、MOG-H2懸濁液に5分浸漬。
その後、上記の糖削除ハイポネックス培地に挿した。
処理日 2018年10月24日 右写真参照
培養温度 最低5℃ 最高18℃
木材腐朽菌MOG-A1菌、 放線菌MOGーH2きんは他の微生物にたして強い抗菌性を具備している。
この特性を利用して、簡便な植物組織培養を試験した。
この方法では大きい組織を用いてのコンタミ抑止の可能性を検証するもので、
ウイルスフリー化をするためのものではないが、ウイルス以外の罹病株から健全な苗を作成できる。
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糖削除ハイポネックス培地 MOG-A1菌、MOG-H2単懸濁液、
及び混合懸濁液による組織培養試験
suma-to siken 283